コミック「四月は君の嘘」第9話「ラジカセと月」感想

ネタバレ御免「四月は君の嘘」に感動!感想とか評価とか

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第9話「ラジカセと月」~ラジカセって古くないですか?

ピアノは管理が大変って聞くけどね

川に飛び込んだ宮園かをり有馬公生は、公生の家で着替えて、服を乾かします。

あたふたとかをりの世話を焼く公生ですが、マイペースなかをりは、公生のピアノを見つけます。

上に下に雑然と荷物が置かれ、埃の積もったピアノ。
でも、部屋のエアコンは動いています

かをりは怒ってピアノの上の荷物を取り払うと、埃を拭き始めて泣いてしまいます。

そして掃除をしようと窓を開けると、隣に住んでいる澤部椿と窓越しにバッタリ顔を合わせることに。
慌てる公生に、椿は変な誤解をしたようです。


海図のない航路を行く


公生はピアノのコンクールの課題曲の練習に励む毎日ですが、苦しんでいます。

「君は何のためにピアノを弾くの?」
「君はこの曲をどう弾きたい?」

かをりの投げかけた課題にイメージが湧かないようです。

これまで母親の言いなりに、精密な演奏しかしてこなかった公生には、かをりの言うイメージは難しいのでしょう。
母親が亡くなるまで、母親のために演奏していただけですから。

でも演奏家としての旅を始めた公生にとっては、避けて通れない壁なんですね。

でも、かをりと過ごす音楽室での時間は公生にとって、それほど辛い時間では無いようです。

天使のようだ
「天使みたいだ、おとなしくしてれば」


そんな感じで付き合っちゃうと…


そんな時、椿とかをりが一緒に下校しているときに、遅くまで学校に残って練習している公生のことが話題に。

椿は、公生には苦しんで欲しくない、とかをりに告げます。
かをりは、私達演奏家はその苦しみも音に乗せて演奏するのだと答えます。

椿は、かをりと公生だけに分かる演奏家としての繋がりに寂しさと切なさを感じます。
幼なじみの公生の事は、何でも共有してきたつもりでしたから。

そんな椿は、以前に告白された斎藤先輩と付き合うことを決めてしまいます。


一方かをりと公生は


かをりは、椿と別れた後、学校の音楽室にいる公生のところに戻ってきました。
椿に言われた事が気になっていたのです。

そして公生が苦しんでいる事を知らないふりをしてピアノを弾かせていた事を謝ります。

それは、公生の家の埃を被ったピアノを見た時から分かっていました。
ピアノが大切なのに隠してしまいたい、近づきたいのに近づけない、公生の心の葛藤まで。

「ごめんね、ごめんね」

と泣きながら、かをりは謝ります。

でも公生は、

ホコリを払ってくれたのは
「そのホコリを払ってくれたのは君だよ」

公生は、苦しくても充実している毎日に、自分の世界をカラフルに色づかせてくれたかをりとの出会いに感謝しているのです。

ラジカセから流れるまだ下手くそな公生のピアノの音がBGMになっています。
月の出ている夜に、公生とかをりの二人の時間が流れます。

僕ら2人しかいないみたいだ
「夜の中に僕ら2人しかいないみたいだ」


以下ネタバレ注意
かをりは、公生を演奏家として旅立たせるために、
本来の演奏を取り戻させるために公生のそばにいます。
恋心を隠して、演奏家としての繋がりを大事にしています。

一方、公生にとってかをりは、友達のことを好きな憧れの女の子ですから、ピアノを弾くことで繋がろうとしています。

恋心を隠して、演奏家として深く繋がろうとしている二人のひたむきな心に打たれるシーンです。


ライバル登場!!


さて、今回のお話の最後に、公生のライバルらしき二人が登場します。

相座武士井川絵見です。
キツめの顔つきで、公生とは因縁がありそうな登場の仕方ですね。

ようやく少年漫画らしくなるのかしら(笑)


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