コミック「四月は君の嘘」第43話「バラード」感想

ネタバレ御免「四月は君の嘘」に感動!感想とか評価とか

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第43話「バラード」~悲しくて素晴らしい神回

初めてのまともな演奏

有馬公生の演奏が続きます。
ショパンのバラードです。

「囁くように」
「甘えるように」
「時に激しく」
「優しく」
「悲しげに」

辛口の師匠たちも聞き惚れています。

「なんと豊かな音だ」

公生は、ひとつひとつの音に
みんなとの思い出を重ねて演奏しています。

そして、
公生は手術中の宮園かをりに想いを届けようとしています。

「僕の中に、君がいる」

「僕の全部をのっけて、届け」

演奏を聴いている相座武士は、

「この演奏は告白だ」

と言いました。
公生はすべてをさらけだしてピアノにのせているのです。

公生の演奏はカラフルに、
そして悲しげに色づいています。

悲しげに


舞台にかをり登場

演奏中の公生の舞台上に
かをりが現れます。
ヴァイオリンを携えて、衣装を着ています。

驚く公生。
かをりのヴァイオリンとの競演が始まりました。

見つめあう二人。
悲しげな公生の表情。
公生は、かをりの身に起こったことを悟ります。

そして、
ヴァイオリンを弾くかをりの姿は
桜の花びらのように
徐々に崩れて散っていきます。

「待って、行かないでくれ」

「僕をおいて行かないで」

行かないで

かをりの姿がすべて花びらになって
去っていったのと同時に
公生の演奏も終了しました。

呆然として悲しむ公生。

でも、会場は大喝采です。
公生の演奏への喝采が続きます。

バックヤードで見ていた武士は、

「やっぱすげーな、あいつ」

背中を追って
「背中を追って旅をする」

井川絵見は涙を流しています。
ライバル二人も
公生の演奏に心を動かされ、
公生の背中を追い続けることを悟ったのでした。

舞台の上の公生は、
大喝采の中、
かをりにさよならを告げるのでした。


文句なしの神回でしょう

「四月は君の嘘」全体を通して
最初で最後の公生の会心の演奏でした。

天才公生はちゃんと演奏すると
ここまでになるんだ、
という事でしたね。

武士も絵見も師匠たちも
完全に負けを認めています。

それだけ、演奏が素晴らしかったのでしょう。

この漫画の演奏シーンは素晴らしいのですが、
特に今回は格別でした。

素晴らしいのに悲しい
公生のピアノの音色を表現している言葉と
同じ気持ちにさせられるという、
不思議な体験をさせてもらいました。



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