コミック「四月は君の嘘」第2話「ヴァイオリニストの恋」感想

ネタバレ御免「四月は君の嘘」に感動!感想とか評価とか

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第2話「ヴァイオリニストの恋」~かをりは恋をしているから美しいのか

公生を気づかう椿の優しさ

音楽ホールではヴァイオリンのコンクールが始まるところ。

演奏の準備に向かう宮園かをり
有馬公生澤部椿渡亮太は観客席へ。

公生は音楽ホールの雰囲気に複雑な表情。
それを見守る椿。

椿は、かをりの演奏があることを知っていて、わざと公生を連れてきたのでした。

椿は公生にピアノを弾いてほしい、
というか、くすぶっている公生にもっと生き生きとしてほしいのでしょう。

公生も、バイオリンのコンクールの事なのにやたら詳しかったり、真剣に演奏を見ながら、ピアノを弾くように指を動かしたりしてます。

そんな様子を嬉しそうに見る椿。

本当に仲の良い幼なじみです。


以下ネタバレ注意
後に椿は、公生にピアノを弾かせようとした事を後悔することになります。

どんどんかをりに惹かれていく公生と、自分の公生への愛情に気付いてしまうからです。

かをりと会わせなければ、そんな事にはならなかったのですから。

そんな自分に自己嫌悪を感じる椿が後に描かれることになりますが、
この時は純粋に公生にもっと元気になって欲しいと思っている椿がいじらしいです。

でも、かをりの思いはその遥か上を行きます。
本当に深いストーリーだと思います。


かをりの演奏シーンは秀逸

コンクールは課題曲の演奏が続きます。
同じ曲が続くので単調です(渡は爆睡)

それが、かをりの演奏で激変します。

ベートーベンを自分流に弾きこなし、リズムもテンポも伴奏も無視して、観客を魅了する演奏をやってのけます。

観客は大喜び、審査員長は大激怒です。

この演奏シーンは、本当に生き生きと描かれていて臨場感タップリです。

スッと表情が変わるかをり。
かをり演奏
「表情が変わるかをり」

その後の演奏中の観客の様子や審査員の感想などで、実際に音が聞こえる訳ではないのですが(漫画ですからね)どんな演奏なのかが感じられます。

何より、演奏を聴いている公生の心の声が、演奏の素晴らしさを、かをりの魅力を伝えてくれます。

かをり演奏
「公生の心の声」

この漫画の山場は、演奏シーンです。
本当に素晴らしいと思います。

バトル漫画のバトルシーンや、スポーツ漫画の試合のシーンと同じですよね。

でも、音楽は漫画で現わすのは難しいんじゃないですかね。
特にクラッシックの話ですから尚更だと思います。

管理人はクラッシック音楽の素養も知識も全くないのですが、それでもこの「四月は君の嘘」の演奏シーンには感じるものがあります。

「もし音楽が解る人なら、もっと良く解かるのかなー」
なんて思うと羨ましいです。


演奏後のかをりは

さて、コンクールが終わったホールは、かをりの演奏の話で持ちきりです。

感激した女の子は、かをりに花を渡してます。

花を抱えて渡のもとへ駆け寄るかをり。

「まるで映画のワンシーンの様だ」

と公生は思います。

かをりに演奏の感想を聞かれた公生は、花を渡した女の子たちにとって忘れられない演奏、と答えます。

それは、元気にしている様に見えるかをりの手の震えに気付いたからです。

本当は、かをりの演奏はコンクールでは認められないんですね。
公生はそれを知っているのです。

でも、震えるかをりの手を見て、その頑張りに優しい評価をしたんですね。

演奏後のかをり
「まるで映画のワンシーンのようだ」

公生君は優しいですね。

以下ネタバレ注意
このかをりの手の震えは、頑張ったからだけではないでしょう。

ひとつには、かをりが重い病気だということ。
体力に余裕があるわけないです。

それから、この時のかをりの演奏は、有馬公生のための演奏だったということです。

自分の演奏を公生がどう評価するかは、かをりにとって震えが来るほど大事なことだったに違いありません。

そうとは知らない公生は、自分を
「友人A役だった」
と、切ない気持ちになってましたね。


それにしても、セリフが大人です。
中学3年生だということは忘れた方が良さそうです。

さて、コンクールの結果は…
聴衆推薦でかをりはまさかの一次予選突破、ということになって第2話はおしまいです。


アニメ版の感想はこちらで。



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