コミック「四月は君の嘘」第11話「カゲささやく」感想

ネタバレ御免「四月は君の嘘」に感動!感想とか評価とか

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第11話「カゲささやく」~黒猫は全然悪くない

今回のお話には全開で黒猫が出てきます。
黒猫が有馬公生のトラウマになっている理由も明かされます。

渡は負けてもカッコいい

運動部の大会では、サッカー部の渡亮太も負けてしまいました。

でも、渡は澤部椿のように複雑にグズグズしてません。
少年らしい体育会系の男ですね。

渡泣く

隠れて泣いています。
珍しく少年誌の漫画らしい一コマですね。


子供にこの仕打ちはキツいでしょ

公生の心の中には黒猫が住んでいるようです。
公生が自問自答する相手は黒猫です。

黒猫
公生の心の中の黒猫

この黒猫は、かつて公生の家で飼っていた猫で、母親に捨てられてしまった猫です。
公生の手を引っ掻いて怪我をさせてしまったからです。

母親は、ピアニストの大事な手を傷つけた猫を許しませんでした。

この時公生は、猫を捨てに行く母親に何も言えなかったのです。
この事が、公生の大きなトラウマになっています。

「あの日から僕は母さんの影の中にいる」


以下ネタバレ注意
公生の亡くなった母親は、生前にピアノの教え方が異常に厳しかったり、亡霊として現れたりして、悪の存在として描かれています。

ところが、実はそうではなかったことが後に明かされることになります。

でも今のところは、この母親のイメージは公生が乗り越えなくてはいけないしがらみとして存在していますね。

公生の憧れているかをりの自由な演奏と、母親に叩き込まれた譜面通りの演奏は対立関係にあります。
そのため、かをりに対する恋心と母親に対する恋慕の情が、公生の中で対立してしまっているのかもしれません。

公生は、演奏の中でその答えを見つけることになります。


小学校時代の公生の正確な演奏は、コンクールでは勝ち続けていましたが、母親のマリオネットと揶揄されたりしていました。
公生は母親のために完璧な演奏をしていたのですが、それは自分の演奏では無かったのです。

公生はまだ、母親の影の中にいるのです。

「君は誰だい?」
「君はどこにいるんだい?」

公生の中の黒猫は問いかけてきます。
公生は答えを出せずにいます。


答えになってないね


公生が黒猫のエピソードをかをりに話すと、かをりは

「君はどうせ君だよ」

と答えます。

「ありったけの君で真摯に弾けばいいんだよ」

と。

とてもシンプルな答えですが、公生には響いたみたいです。

これでいいのなら早く言ってあげたら良かったのに
とも思いますが、悩み抜いた後だからこそ理解できた答えなのかもしれませんね。

手が私に触れて
「手が私に触れて喜んでる」

公生は、かをりを信じて演奏する事にしたのです。
かをりが信じている音楽の力を、公生も信じることにしたのです。

黒猫には

「答えになってないね」

と言われてますから、完全な答えではないのは自分でも分かっているのでしょう。
でも、少なくとも旅立ちの決意は固まったようですね。


公生は何故かボーっとしてる

いよいよコンクール当日です。
かをり、椿、渡と一緒に会場へ向かいます。

公生は何故か寝ぼけてフラフラしています。
緊張するはずのコンクール当日にこんな雰囲気なんですね。
開き直った公生に大物の予感がしますね。

会場の中では、相座武士井川絵見が待ち構えていました。

といったところで第11話は終わりです。
コンクールの演奏が楽しみですね。


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