コミック「四月は君の嘘」第1話「モノトーン」感想

ネタバレ御免「四月は君の嘘」に感動!感想とか評価とか

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第1話「モノトーン」~盗撮魔はひどすぎるでしょ

まるで小説のよう

物語の冒頭で主人公の有馬公生が舞台の上でピアノが弾けなくなって苦しんでいる姿が描かれます。

これは、小学生の時に初めて公生がピアノを弾けなくなったシーンです。

このピアノが弾けないトラウマを公生がどうやって乗り越えていくのか、という事が物語の軸になっています。

そして、現在の中学3年生の有馬公生の話が始まります。

この様にこのお話は、過去の出来事をリフレインしながら、また、過去の出来事の当事者それぞれの視点に変えて描くことで、過去の出来事の本当の姿が少しづつ見えてくるように描かれています。

まるで小説を読んでいるようです。

これは、最初からストーリーがあって、到着地点がはっきりしていないとお話になりません。

全部読み終わった後にもう一度読み返すと、ちょっとした一コマの表情が伏線だったことが分かったりして、深いストーリーになっていると思います。

例えば
以下ネタバレ注意
バイオリニストのかをりがピアニカを上手に吹いている。
公生が「上手い」と思えるほどに。
これは、かをりがピアノの経験があることを示していますね。

盗撮魔だと思って叩きのめしていた公生の手を引いてコンクールに行くのも不自然。
天真爛漫なキャラに見せていて、実は目的が…

などなど。


あらすじです
さて、有馬公生は中学3年生。
幼なじみの澤部椿渡亮太と仲良く学校生活をしています。

椿は体育会系野球部の女の子。
澤部椿
「澤部椿(さわべつばき)」

公生の隣の家に住んでいます。
公生のお姉さん的存在で、ピアノを弾かなくなって暗い公生が気になって仕方ありません。

渡は体育会系サッカー部。
渡亮太
「渡亮太(わたりりょうた)」

ノリが軽くて女の子大好きでモテモテ男子です。

そんなある日に、椿が同級生の女の子で渡を好きな子と渡を会わせることになります。
椿は、強引に公生にも来るように押し切ります。
「バイオリニストの子だから話が合うだろう」と。

そして約束の日、待ち合わせ場所で公生は一足先にその女の子宮園かをりと出会います。

宮園かをり
「宮園かをり(みやぞのかをり)」

子供と一緒に楽しそうにピアニカを吹く姿に公生は魅了されます。

思わず写メを撮って、盗撮魔と間違われて酷い目にあわされますが…

渡のことが好きなかをり。
渡もかをりを気に入った様子。

公生はただの友人Aとして紹介されます。

実は、かをりはこの後、近くの音楽ホールでバイオリンのコンクールがあったのです。

応援に行こうとする椿と渡。

かをりは
「行こ」
と、音楽コンクールと聞いて躊躇する公生の手を引きます。


本当に中学生か?
ピアノが弾けなくなってもピアノを捨てられずに、ジメジメと暗い有馬公生は、自分はモノトーンの世界にいると思っています。

でも、宮園かをりとの出会いによって、公生の世界がカラフルに色づき始めるキッカケのお話ですね。

幼なじみの3人の関係性が上手く描かれていて分かりやすいです。
謎の宮園かをりの登場も期待させますね。

ただ、どのキャラクターも、とても中学3年生には思えません

表現が詩的だし、相手への気遣いや見守る姿勢が大人過ぎます。
高校3年生位ならまだいいのかな。

女の子が急に暴力的になったりして幼い感じを出してますが、それを黙って受け入れてる公生が大人過ぎますね。

まあ、音楽の世界は早熟なので仕方なかったのかもしれませんね。

公生が耳コピのアルバイトをしてるのも気になりました。
「バイトなら他にもいくらでもあるでしょ」
って椿が言ってましたが、無いですよね。
中学生のバイトって(笑)

でもこの有馬公生君。
有馬公生
「有馬公生(ありまこうせい)」

黒ぶちメガネで、漫画の主人公としては地味なんですけど、なんか応援したくなる良いキャラだと思います。

これからの怒涛の展開が楽しみになる綺麗な第1話だと思いました。


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